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2022年 ふぁん2月号

 年末年始は寒くて天気の良い日が続きましたが、何とか生乳廃棄の危機は回避することができました。令和4年度の予算が決まり、少しは上がると期待していた生産者補給金・集送乳調整金が据え置き、総交付対象数量も345万トンで据え置かれました。ほとんどの予算が据え置きのなか、脱粉在庫提言支援金として28億3千万円、牛乳乳製品などの販路拡大支援金として8億4千万円が予算付けされたことは、我々酪農家の負担が少しでも軽減される対策として歓迎したいと思います。令和3年度の全道での乳量が103%を超えている状況から、生産抑制をして令和4年度へと向かわなければなりませんが、まずは学校が春休みに入る3月下旬が最初の山場になると思われます。ここを乗り越えても5月のゴールデンウィークまで気の抜けない状況が続くと思います。消費動向と都道府県の輸入粗飼料の調達難がどのように作用してくるかによって状況が変わってくるかもしれませんが、今後も我々はその時に応じた対応をしていかなければなりません。