新着情報

2021年ふぁん11月号

堆肥やスラリー散布でまだまだ忙しい時期だと思いますが、冬を迎えるための最後の秋仕事です。体調に留意して作業していただきたいと思います。

さて皆さんがいま最も関心があるのは現在の生乳需給のことでしょう。今年の9月は飲用需要が伸びて少し明るい兆しが見えることを期待したのですが、予想が外れ非常に厳しい状況が続いています。これからの季節に飲用需要を望むことは難しく、業務用バターや生クリームの消費が伸びることを願うばかりです。ただ、コロナ次第ではどうなるか分かりません。生産者として必要な乳量を確保するためには、消費が伸びる必要があります。少しでも消費拡大が進むように、生産者・農協職員がまず先頭に立ち、消費を促す行動をとっていただくようお願いします。インバウンド需要がまだ望めない今、消費が飛躍的に伸びることは難しく、我々にできることを地道にやっていくしかありません。生乳だけでなく他の農産物も厳しいですが、このコロナ災害に打ち勝つべく、みんなで力を合わせて行動していきましょう。