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ふぁん 2021年2月号

12月の寒さでしっかり凍結してからの降雪となり、今年度の牧草への影響が懸念されます。次年度の補給金は据え置きということで決着し一安心したところですが、配合飼料価格は1月から大きく値上がりとなり、乳価を押し上げていた入札もなさそうなことから、乳価が据え置きとなったとしても個体価格の上げ要素もなく、酪農経営に及ぼす影響は今のところマイナス要素しか見当たりません。皆さんは気を引き締めて経営に励んでください。

さて、コロナウイルスの猛威はとどまるどころか再拡大している状況です。一年以上経過しているせいか、国民の緊張感が昨春のようになっていないことが気がかりです。皆さんの農場に病気やウイルスを入れない、持ち込まないを再確認し、非常事態に対してしっかりと備えてください。寒い中での作業となりますが農作業事故にはくれぐれも気を付けていただくようお願い致します。ネガティブな話になりましたが、今年が良い年になるようメリハリをつけてポジティブに参りましょう。