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2023 ふぁん6月号

 今年は5月に入り早々に桜の花が開花しました。温暖化の影響なのか年々開花が早まっているように思えます。桜の開花後に何日か寒い日が続き牧草の伸びを心配していましたが、それほど影響がないようでホッとしているところです。

 新年度になってからも道内全体での乳量は昨年度比で4%以上の減産となっています。昨年の粗飼料の栄養価の低さを証明する形となりましたが、飼料価格が高騰しているなか配合飼料を増やして沢山牛乳を搾るようなことにはならず、今年収穫する粗飼料に期待するしかありません。

 しかし、4月からの加工原料乳価10円引き上げにより、共販経費を差し引いても110円に迫る乳価となり、乳成分の高い人は110円を超える乳価になっているかと思います。かなりありがたい乳価となりましたが、6月からの電気料金の値上げを始め各種生産資材の高騰は収まりそうにありません。今後はこれまで以上にロスを減らす必要があります。ロスは必ずどこかに潜んでいます。家族でよく話し合い、あぶり出してください。