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2023 ふぁん2月号

 ほどほどの雪が畑に積もり凍結も浅いため、牧草にとっては非常に良い状態です。良質粗飼料の確保が必要な状況の中で、少し安堵するところです。

 補給金・集送乳調整金併せて49銭、加工原料乳価10円が4月より上がることとなり、思っていた金額には少し足りない感はありますが「よしあともう少し頑張るぞ」と思えるくらいの金額にはなったかなと思います。

 制度としては飼料の安定基金制度、国による乳製品在庫の買い上げ制度、CA数量の問題など解決しなければならないことはありますが、これらについては中長期的な課題として今後も議論を重ね、なるべく早く打開策を見出さなければなりません。さしあたっては配合飼料が高値安定した際の対応を国に求めていく必要があるでしょう。

 我々ができること、やるべきことはしっかりと精査して実行する。その上でできないことは国に助けてもらうことが大切であり、乳価上昇分で足りない面は自分たちで努力しながらコスト削減に努めなければなりません。明るい未来を目指して・・・。