新着情報

2022年 5月号

 今年の3月・4月は雨の少ない状態ではありましたが、凍結深度が浅く日中の気温も上がっていたので、春作業は順調に進んでいると思います。

 ロシアによるウクライナ侵攻が早期終結を願っていたのですが、現在も多くの尊い命が犠牲となっています。この侵攻がなるべく早く終結し、犠牲者が一人でも少なくなることを望みます。

 この侵略戦争の影響は大きく、原油価格・穀物価格・為替相場の全てが日本の酪農にとって不利益になるものばかりです。夏場の天候が良好で粗飼料の収穫が順調に進み、良好な粗飼料の確保ができ、最も大きな経費である購入飼料費を少しでも減らしながら、コストを最小限に抑え必要な乳量を確保するために努力していただきたいと思います。乳価が据え置きのまま生乳1キロ当たり30円の利益を上げるにはかなり厳しい現実ではありますが、放牧も含め粗飼料を有効活用し、お金に直結する・しないに関わらず、小さなことも見逃さずにロスを減らしていく努力をお願いいたします。