2025 ふぁん6月号
2025.9.10
今年の春は桜の方がこぶしの花よりも先に咲くという例年にない状況でした。今年の気候がどうなっていくのか予想しにくい状況になりそうな気がします。ただ、春先の音頭が低かった割には牧草が分げつしているようで少し安心しているところです。
現在の酪農環境は増産基調に入っていますが、牛乳・乳製品の消費の方は一向に伸びてきません。トランプ関税とトランプ大統領の発言について為替や株価が乱高下して日本経済のみならず世界経済が右往左往しています。これからの日本掲載の状況も物価の動向も専門家ですら読めない状況です。加工乳価6月から上がりますがそのタイミングで小売価格も上がると思いますが、消費が落ち込まない事を願うばかりです。購入飼料費が高止まりしている現状では、粗飼料の質と量のどちらも確保したいところです。
もう少しで牧草の収穫作業が始まりますが、くれぐれも農作業事故に気を付けて作業してください。ちょっとした気のゆるみで事故を招かないようにしてください。